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今日の社説--「弁護団の法廷闘争も指弾」
今日のイチオシ記事は、「社説」より。

光市の母子殺害事件に関しては、感情的な議論に
終始してはならないと思いますが、弁護団のイデオロギーに
基づいた法廷闘争のやり方は許しがたいものがあります。



3面 国内総合 2008/04/24 back

【社説】光市事件死刑/

    弁護団の「法廷闘争」も指弾
 

山口県光市で起きた母子殺害事件の差し戻し控訴審で広島高裁は、
当時十八歳の元少年に対して死刑を言い渡した。
裁判長は元少年がこれまで認めていた殺意や強姦目的などを
一転否定したことを「死刑を逃れるための虚偽の弁解」とし、
「反省心を欠いており、極刑はやむを得ない」とした。

 少年法は十八歳以上の死刑を容認しており、犯行が
「冷酷、残虐にして非人間的な所業」(判決)で、しかも反省もせず
「虚偽の弁解」を行っているとすれば、死刑判決は妥当と言うほかあるまい。

---中略---

 これまでの裁判の経緯を見ると、最高裁で審理差し戻しが確実視された
〇六年二月、死刑廃止運動のリーダー格的存在である弁護士が
主任弁護人になり、それ以降、裁判は紆余曲折を重ねた。

 例えば上告審弁論(同三月十五日)に弁護人が出頭せず、最高裁が
出頭命令を出す異例事態も起こった。
これは死刑への逆転判決が予想される最高裁の担当裁判長の定年退官を
待つ遅延戦術で、それによって合議やり直しを画策したとされた。

 そして差し戻し控訴審では、死刑廃止を唱える弁護士らを中心に
大弁護団が組織され、審理すべき「特に酌量すべき事情」を顧みず、
前述の新供述による「法廷闘争」を繰り広げた。

 こうした弁護活動に国民の疑念が集まったのは当然だろう。
元少年に犯した罪の深刻さと向き合わせることをせず、ただひたすら
死刑を免れさせようとする“イデオロギー弁護”に終始したと言われても
仕方がないからだ。

---中略---

許されない遅延戦術

 今回、弁護側が上告したので、最高裁で再び争われることになる。
一般国民が裁判官となる「裁判員制度」が来年から導入されるだけに、
弁護側が「法廷闘争」を仕掛けないか、国民は厳しく監視する必要がある。
事件から九年、遅延戦術は断じて許されない。

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